『サイト更新』。
デザイナーやプログラマー、コーダーにお願いする事なく、あたらしいページ制作がカンタンにできたり、既存ページにたとえば告知事項を緊急で追加したり、ニュースの配信がすばやく終えられれば・・・。なんだかんだで、ずっと変わらないWebの悩みどころです。
その悩みが、今回ご紹介するconcrete5なら解消可能かも!というお話です。
【おさらい】ブログツールをCMSとしてつかう
ブログツールの代表格とも言えるWordPressやMovableTypeはデザインや機能がカスタマイズでき、比較的手軽に“コンテンツを束ねる仕組み”を利用して関連箇所を自動更新する等のCMS的な使い方ができ、かつ導入コストも通常のWebサイト制作料金感(加算される料金の範囲が)から大きく外れることがないため、導入されるケースが間々ありました。しかし、ブログツールでは物足りないところがあるのも事実で、
- ASPとしての導入コストは安価だが、改造コストが意外と必要。
- 画像のアップロードや差替作業がアップローダーが貧弱でつらい
- 更新作業を管理画面から行うため、操作が煩雑で分かりにくく、詳細なマニュアルと担当者の習熟が必要。
- 更新領域をフォーム化し固定化・定型化するため、既存ページへの要素追加といったイレギュラー対応が出来ず都度カスタマイズが必要。
【おさらい】CMSツールをいれる
そしておそらくここが一番のポイントかと思うのですが、数100、数1000以上ある沢山のコンテンツ・ページの管理が可能です。そしてこれはブログツールでは厳しい要求です。
もちろんコンテンツ作成は管理画面からWYSIWYGエディタで、htmlを触らず意識せず公開できます。
しかし導入にかかるハードルは技術的・ソフト的両面で高く、導入前に決めておく項目や要素が多いのも事実で要件定義に手間がかかり、さらに構築もノウハウが必要な為、どうしてもコストが高いのがネックです。
更新も決められた手順に沿って所定のフォームに入力することになります。巨大なシステムなのでひょっとすると緊張するかもしれません。
サイトデザインが似たような印象なものになってしまうケースも多いようです。
新感覚CMS?concrete5
そこでconcrete5の出番です。
concrete5とは、
「concrete5(コンクリートファイブ)」は 約130万円(1万3000USドル)で販売されていた商用ソフトウェアが、2008年6月にオープンソース化され、リリースされた、WEBサーバーにインストールして使用するホームページ制作・運用ソフトです。2008年10月には、SourceForge で「Project of The Month」を受賞しました。
また、アメリカ公共広告機構や、アメリカのサークルK、音楽サイト「Indi911.com」など大規模サイトでの運用実績があり、その操作性に高い評価を受けています。
引用:http://concrete5-japan.org/ 「concrete5日本語サイトへようこそ!」
さらに、concrete5は、それらのプロセスを省略し、ホームページ上で、すべてを直感的に編集できるようにというコンセプトで生まれた、画期的なオープンソースCMSです。
コンクリートブロックを積み上げるようにサイトを制作して行けるようにというコンセプトの元に開発されました。また、複数人でも運用出来るような工夫がしてあります。
引用:http://concrete5-japan.org/ 「concrete5とは」
実際ためしてみて。
■直感的操作
concrete5の最大の特徴は、管理画面から作業を行わない点にあります。表示画面上から直接”ブロック”と呼ばれる固まりを直接操作編集するのです。
表示内容は編集タブを選択するとWYSIWYGエディタが立ち上がりそこから直接編集可能で、
表示位置も位置移動タブを選択し、好きな場所にドラックし確定するだけです。
既存ページのレイアウト順序の編集や、要素の追加、内容の編集が先の2ツールと比べても格段にカンタンに行うことが出来ます。

■ファイル・コンテンツ管理
たとえば商品登録をしたい場合、管理画面に商品名や説明文写真を登録し、詳細ページから一覧ページを自動生成するケースでもconcrete5は便利です。
例えば該当カテゴリの一覧ページで編集モードに入り、画面上に立ち上がるウィンドウから商品登録がおこなえます。
管理画面から項目選択をして所定のフォームを開き記入する必要がないのです。
画像登録管理機能も非常に強力で、画像の差替が管理画面からできたり、(一度消して同名でアップする必要がない)セットで画像管理できるため一括で任意の場所に適用出来たりします。
正直、この画像管理機能だけでも、少なくともブログツールのCMS利用から乗り換える価値があると思います。
■導入がカンタン
既存サイトの更新性を向上させたい場合でも、とても有益です。ヘッダやフッタ、コンテンツ領域など、所定のパーツに所定のphpコード数行を書き足しphp化したファイルをアップロードするだけでそれらのパーツがパッケージとしてテーマ(デザインパッケージ)として簡単にCMS内に独自テンプレとして埋めこまれるので、テンプレートによる同一フォーマットのページ量産(ニュースコンテンツ等)がカンタンに可能です。
いずれの場合にしても、ベースhtmlは制作する必要がありますし、ブログツールのように独自タグといったものを記述しphp化するのであれば、concrete5と比較する価値があるのでは、と感じています。
デザインと仕組みが完全に分離したパッケージ故、デザイン性が高められることも欠かせない美点です。

■課題もあります
concrete5はブログツールの導入要因にもなっている、充実したプラグイン提供環境はまだありません。もちろん無料有料含め存在はしていますが、それらで満足出来ない場合もまだ多いです。コンテンツ管理はサイトツリーで行います。もちろんソートなどの方法で管理はできるのですが、沢山のページの管理は厳しのか、公式サイトのに掲載された事例を見てもいわゆる巨大サイトはあまり見当たりません。どうやら小規模サイトの構築・運用に向いているツールといえるのかもしれません。
あたらしい選択肢として
現在スクラッチサイトやブログ、ブログツールでサイト管理をしている小中規模サイトの更新性の向上や、更新コストの削減といったケースで、これまでのブログツールに加え、あらたな選択肢としてconcrete5を検討リストに入れられるのではないでしょうか。
公式サイトに分り易い動画や情報がまとまっています。仕様的に導入できないサーバーもあるようですので、ご興味もたれた方はコチラもご確認いただけると良いかと思います。
concrete5日本語公式サイト by Usagi Project










